国内最大級 蒲郡ヨットレース『第25回エリカカップヨットレース』

 2011年5月22日 三河湾蒲郡沖にて、国内最大級のヨットレース『第25回エリカカップヨットレース』が開催されました。

エリカカップヨットレースとは・・・冒険家故長江裕明さん(三重県生まれ、名古屋育ち)が、1981年より86年の4年9ヶ月間、自ら5年をかけて設計、建造した44フィートのコンクリート製外洋ヨット「エリカ号」で家族を伴い、太平洋を60日かけて横断後、カリブ海、大西洋、地中海、インド洋などを巡る世界一周の航海を果たし、蒲郡港に帰港した事を記念して、24年前から行われている国内最大級のヨットレースのこと。

今回の大会では、74艇、516名が参加。多いときで180艇で競った大会もあったという。ヨットレースといえば・・・笑顔で優雅に風をうけて滑るように走っていく・・のようなイメージをもっていたが、レース会場は緊張感でピリピリムード!コロコロと変わる風向きと潮の流れをを敏感によみながら、計算と経験・・そして技術で行う超ハードなスポーツと言える。ライバル艇に風をやらない戦略など・・ドロドロした一面もあって実に面白い!画像左側はスタートのホーンが鳴った直後のショットですが、ポジション争いで『邪魔だぁ』『どけぇ』などの怒声があっちこっちであがっていた。画像右側は全ての参加艇につけられたフラッグで、その収入はすべて被災地にチャリティされました。※参加者の皆さんは、レース中は非常に危険な競技であるためピリピリモードですが、レース前やレース後のパーティーでは、加山雄三をもしのぐほどのさわやかでほがらかなやさしい紳士淑女の方ばかりでした。誤解の無いように・・・

※画像をクリックすると拡大致します。

̃y[W̏㕔