介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~例会(2015.10.15)

10月第2例会は、長久手市にある「介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~」を訪問して開催いたしました。

愛知中央ライオンズクラブの奉仕地域である長久手市に平成21年5月に開所したシンシアの丘は、全国で初めての介助犬専門訓練施設です。

介助犬、盲導犬、聴導犬の3つの総称を身体障害者補助犬といいます。なかでも介助犬は、手足の不自由な方を手助けして、障害のある方の暮らしや心を支えるパートナーであり、障害のある方の社会参加を促進する目的で活躍する特別な訓練を受けた犬です。介助犬使用者に付き添い、物を持ってくる、ドアを開けるなど、障害の度合いや環境に応じた様々な仕事をします。

現在、日本全国で74頭、愛知県内では5頭の介助犬が活躍していますが、まだまだ介助犬の数は十分ではありません。1万5千人の人たちがもし介助犬をパートナーとして迎えることが出来れば助かると言われています。

介助犬育成は、介助犬候補の犬を1歳まで育てるパピーホームボランティアをはじめ様々なボランティアの方の協力と、募金などの支援金によって支えられています。介助犬候補の犬10頭の中で、介助犬に向いているのは2~3頭ほどで、介助犬1頭育成にかかる費用は240万円~300万円といわれています。

愛知中央ライオンズクラブは、介助犬の育成と普及に協力を続けております。10月19日(月)には第8回介助犬支援チャリティゴルフ大会をさなげカントリークラブで開催いたします。毎回、支援金と大会参加者から集まったチャリティ募金をお贈りしております。

今回、例会を介助犬総合訓練センターで開催し、PR犬のデモンストレーションと広報部の古屋さんに説明をして頂き、メンバー一同改めて、介助犬育成への協力と認知度向上に協力を続けていこうと思っております。



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